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思春期講座(第6回) [講座]

親とこどものココロ学『思春期のこどもと笑顔でくらす秘訣講座』
「発達の成長過程と親のかかわり方」
~自立に向けて上手な親離れ、子離れ ~

講師:白梅学園短期大学 保育科准教授
「わが子も教え子も、思春期まっただ中!パパ先生」
小松歩さん

1.ウォーミングアップ=どんな子どもに育てたいですか?
・思いやりのある子
・たくましい子(逆境に負けない)
・自分の道を進む
・自分で考え、行動できる子
・正義感のある子

2.発達のとらえ方
生涯発達の視点・・・「自分らしく生きる(自己実現)過程」
発達の2つの意味
1)能力向上
2)生涯発達の充実(ライフサイクルの充実)
・年齢に応じたライフステージが準備されていること(環境)
・年齢に応じてライフステージを移り変えること
◆書籍の紹介 育てられる者から育てる者へ(鯨岡)世代間リサイクル

3.児童期~青年期の発達特徴と親の役割
 【1】特徴
1)身体的成熟 小学校高学年~中学生
2)自分らしさを確立する時期(自我同一性)
 自律(自立)に向かう(心理的離乳)
 第二次反抗期(自己主張)というけれど
【2】親子関係の4つのタイプ 親子関係は発達的に変化します
1)子どもを抱え込む親 乳幼児期
2)子どもを守る親 児童期
3)子どもの成長を遠くにあって念じる親
4)子どもと手を切る親
【3】子どもの自己肯定感(子どもの権利と関連して)
 立川市の調査を例に(自己肯定感調査)
◆書籍の紹介 「子どもの権利条約」絵事典

5.「生きる」ことの意味は?
◆絵本の紹介「いのちのおはなし」日野原重明著
自分自身の生い立ちを振り返って、考えてみよう。
ワークシート(子・私・親の年表)記入

6.振り返り、まとめ
子ども自身が、失敗から学ぶ→手の掛け方、距離感、
親の考えを夫婦で話し子どもに伝える
伝えることも子どもの成長に合わせて変えていく。
親離れ、子離れ→距離の取り方
年代によって違う→掲載的、物理的、精神的

☆中2の娘さんと小学生3人の男子のお父さんとして、子どもと向き合う日常で、家庭のルールを披露してくださいました。
もっと具体的なお話をうかがう時間がほしいと思いました。

思春期講座(第5回) [講座]

親とこどものココロ学『思春期のこどもと笑顔でくらす秘訣講座』
「人との関わりの中でステキな自分発見」
~自分を好きになるコミュニケーションワーク~

講師:NPO法人あそび環境Museum
アフタフ・バーバン代表
「三世代子育てに大奮闘!頼れる親爺」北島尚志さん

体を動かしながら、自分らしさを発見してみよう!
≪伝えたいことを伝えたい人に伝わるために≫
≪どうなるかわからないけど・思い通りにならないし予想外がおこるけど・・人と関わる中で自分らしさを発揮し、解決に向かう≫

絵合わせ…2人組み(目だけを描いた紙を用意)
一筆描きで交替に顔を描く
完成したら、その人物に、一文字ずつ交替で名前をつける
コミュニケーションワークの完成作品です。
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たくさんのワークショップで、気持ちをほぐし、共感体験をし、伝える事の難しさを実感するなかで、講師の人柄から、笑いの絶えない講座となりました。

最後のワークで協働作業で完成した、傑作は、絵もさることながら、そのネーミングが、まさに予想できない相手の文字に寄り添いながらイメージを完成させた、傑作になりました。

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◆「他人がどうであれ、私が気持ちいいから~私がよければそれでいい。こんな自分が好き」というのは自分中心の自己愛。それと自己肯定館は違います。
自己肯定館は人と関わる中で、認められ、理解され、自分自身もそう思う~という中で得られた<自分が好き>という実感です。
 しかし、現実には、関わることのことの中には緊張感、不安感があり、しんどかったり、煩わしかったり。それでも、どうにかして、「~それでも、(私は)大丈夫!」と、自分自身でじぶんに 折り合いをつけて、その先に向かうことができる力が自己肯定感です。

◆相手がなにをしているか理解できないとき、「わからない~」と[思いを寄せる]ことをすぐに閉ざしてしまわないで、相手の思いに[思いを巡らせ、思い馳せてみる]ことです。
そそて、[思いいたる]とき、相手にかかわることに向かっています。
 この心の動きを想像力といい、相手に向かう想像力は、人と人の間をつなぐ大きな力です。

◆自分を見つめ返し、そして相手という他の存在を受け入れ、共に生き合う子どもと大人(人と人)の支店へと向かうことが、実は自分らしさの発見につながっていくのではないでしょうか。

親子、教師と生徒など、縦の関係の中で生活している子どもたちが、いかにななめの(ゆるやかな)関係の響関者を身近に見つけられるかが、人生のキーポイントになるとのお話が、印象に残りました。
思春期の子ども自身が、周りに多くの響関者を見つける事が出来るか・・・それは、親からの自立にもつながり、そんな環境を整える(人にゆだねる)事も、親の役割なのだと感じました。

思春期講座(第4回) [講座]

親とこどものココロ学『思春期のこどもと笑顔でくらす秘訣講座』
「知っておきたい!思春期の性とその周辺」
~あなたも私も大切ないのち~

講師:日本大学通信教育学部インストラクター
「子育て支援ひろば『ゆったり~の』で頑張る三姉妹の母」小林普子さん

思春期講座では、避けて通れないテーマに正面から取り組んでくださいました。
教育現場での現状と課題、親として性を語る覚悟についてなど

・親のおとなの男と女としてのあり方がとわれる。
・本気で向き合う(支配しようとしない、しっかりした受け手になる)
・やがて子どもは親から離れていく、その時、親はどうする?

講義の後、グループワークの中で、子どもから出される性の質問とそれにこたえるという、ロールプレーを受講生のみなさんに行っていただき、最後に発表をしました。
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実際に子どもから聞かれた質問を、グループで出し合い、親としてどう答えたいか、答えたかをポストイットに書いてまとめました。
なるほどと感心させられる学びがたくさん出されました。

興味本位の性情報を受け取る前に、人を大切にすること、命と健康についてなど、きちんと、家族で話題にできる、親子関係を作っておくことが大切だと感じました。

◆村瀬幸浩氏『性のこと、わが子と話せますか?』集英社新書
を紹介いただきました。
【相手の人格を認める事は相手を認める事で、話を聞くことが相手を認める事、人間関係を築くには話すことではなく聞くことである。】
ついてれが先になってしまう私は、早速本を購入しました。

思春期講座(第3回) [講座]

親とこどものココロ学『思春期のこどもと笑顔でくらす秘訣講座』
『家庭で生まれ、学校で学び、地域で育つ』
~映画『bloom(ブルーム)~生まれたのは私』から学ぶ~

講師:子育て支援サークル「マムズ&キッズ」主宰
  「腕に覚えあり!人と人をつなぐマッチングの達人」佐藤智美さん

<子どもの居場所>   
・それぞれの場所で、子どもの見せる顔が違う。
・子どものすべてを把握していることは、難かしくなってくる思春期、手を放しても目は放さない時期
・話題や感動の共有で、気持ちをつなぐ努力を

■親の出番と見守るということ
■子育てに正解も間違いもない、それぞれの子育てにマイスタイルが、あってよいのでは。
そして、結果を急ぎ過ぎず、長いスパンで、前向きに。一人で頑張りすぎないで、息抜きも必要。

映画を観てから、グループワークで感想を出し合いました。
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紙の中心には、グループ内で共通した感想。
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そして、一人一人に感想と子育てで嬉しいかったことを書いてもらいました。
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子育ての原点、出産に立ち返り、思わず声を詰まらせる一こまもあり、皆さんそれぞれの思いを素直に表現してくださいました。

思春期講座(第2回) [講座]

親とこどものココロ学『思春期のこどもと笑顔でくらす秘訣講座』

【第2回】「子どもの心理と家庭での受けとめ方」
      ~見ていてくれる人のいる大切さ~
講師:鷹南学園三鷹市立第五中学校 校長 
   全力で走るポジティブティーチャー 長谷川 修 氏

■講座のテーマ「こどもと笑顔でくらす秘訣」
 子どもに見せたい親の姿
・太陽のように ・プラス思考 ・夫婦仲良し

■子育て5箇条
1、たっぷりと抱きしめ 2、ほめて育てる 3、子どもの話をよく聞いて 4、率先垂範を心がけ 5、夫婦仲良くいたわり合って笑顔あふれる家庭作り

■人とのコミュニケーションの基本あいさつを、面接練習の実践を紹介し、指導してくださいました。
・目を見てあいさつ ・一つの行動を完結して次の行動へ ・目線を合わせて話す ・姿勢をきれいに

★父親の流儀、息子さんの人生と真剣に向き合ってこられたドラマティックなエピソードを赤裸々に語ってくださり、父親として、教育者としての熱い思いが伝わってくるとても素敵なお話でした。

先生から、太陽のような笑顔と明るさを、たくさんいただいた講座でした。

小平市大沼公民館 思春期講座が始まりました [講座]

親とこどものココロ学『思春期のこどもと笑顔でくらす秘訣講座』
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この講座は、小平市で7年ほど、NP(Nobody 's Perfect )講座や心の東京塾(子育て講座)などで、講師をされている風子さんが、企画から提案をされ、わたくしシュガーもお手伝いをさせていただいております。
私の担当日は、3回、7回、10回です。

【第1回】 10/6 「理解が深まる、なるほどコミュニケーション術」
    ~仕組みがわかればココロもスッキリ~

講師:FIさん(風子) 「みんなの“キラリ”探し名人」
              NPO法人フレンドシップセンター副代表

■今日は、10回の連続講座のスタートです。
 テーマは、コミュニケーション 語源はラテン語「共有する」
 意味は、「相互のやり取りを通して、伝えようとした意味を共有する」

思春期の子どもの気持ちをどう理解し、かかわっていくことで、自立へと導いていくことができるのかということを、あらゆる角度から、わかりやすく、目に見える形で、講義していただきました。
グループワークでは、受講生の気づきの場面も、たくさんあり、充実した講座になりました。

私も思春期の子育て中に受講したかったなあ~~。
でも、今回学んだコミュニケーション術は、親子、夫婦、職場、あらゆるシーンで、役に立つと思います。

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2回 10/13 「子どもの心理と家庭での受けとめ方」
     ~「見ていてくれる人」のいる大切さ ~

3回 10/20 「家庭で生まれ、学校で学び、地域で育つ子育て」
    ~映画『bloom(ブルーム)~生まれたのは私』を観て~

4回 10/27 「知っておきたい! 思春期の性とその周辺」
     ~あなたも私も大切ないのち~  

5回 11/10 [人との関わりの中でステキな自分発見]
    ~自分を好きになるコミュニケーションワーク~

6回 11/17 「発達の成長過程と親のかかわり方」
    ~自立に向けて上手な親離れ、子離れ ~

7回 11/24 「わが家のルール作りに役立つちょっとしたコツ!」
    ~ゲーム・ケータイ・ネット利用のお約束~

8回 12/1 「完璧な親も子どももいない」
    ~目からウロコのしあわせママへの近道~

9回 12/8 「いま、ここ」からの私へ贈る「しあわせプラン」
           ~育ちあう親と子のスマイルアゲイン~

10回 12/5 「学びを表現、みんなで作る子育て川柳」
    ~子育て・家族・わたしへの思いを言葉に託して~

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